スマホがフリーズ!iPhoneとアンドロイドの対処方法まとめ

スマホがフリーズ

スマホがフリーズ

スマホを使っている最中に突然画面が固まって全く動かなくなってしまうことがあるでしょう。

この現象をフリーズと呼んでいますが、スマホのフリーズが起こった際には、iPhoneとAndroidそれぞれに対処方法があるため、対処法をしっかりと押さえておくことが大切です。

ここではスマホがフリーズしてしまった時の対処法をiPhoneとアンドロイドスマホ別に紹介していきます。

フリーズしてしまったスマホの対処方法

フリーズするのはなぜ?

メモリ(RAM)不足が主な原因

スマホのメモリ不足

そもそもなぜスマホのフリーズが起こるのかというと、その主な原因としてメモリーの容量不足が挙げられます。

中には本体の不具合やソフトのアップデートなどの理由もあるものの、その多くはメモリーの容量不足です。

スマートフォンには通常メモリーとしてROMとRAMの2種類が記載されています。

ROMはストレージ容量を示す表現として定着していて、RAMの場合にはアプリが動作するために必要なメモリーのことを指しています。

つまりROMがアプリを収納する入れ物であるのに対し、RAMはその作業を行うための机というと分かりやすいでしょう。

RAMの容量が不足すると、同時に様々な作業ができずに、その結果として処理に時間がかかってしまいます。

この時間がかかっている部分が、利用者から見た時にフリーズしているように見えるのです。

フリーズしたときの対処法その1 アプリの強制終了

万が一スマホが固まった時の対処法としては、まず最初にアプリ単体の強制終了を行いましょう。

起動中のアプリの強制終了を行います。

AndroidとiPhoneではその方法が異なるので、それぞれの対処法を知ることが大切です。

アンドロイドスマホの場合

Androidスマホの場合には、ディスプレイの下の部分の左側にアプリの使用履歴書を表示するキーがあります。

この部分をタップして使用履歴画面から固まったアプリをスワイプすることで、強制終了ができます。

機種によってはメニューボタンを長押ししたり、戻るのボタンを押すことで履歴が表示できるものもあります。

使っているスマホの取扱い説明書を見たり、実際に試してみましょう。

iPhoneがフリーズしたの場合

iPhoneの場合には、ホームボタンを2回押してみましょう。

すると履歴が表示されることでしょう。

使用履歴の画面から固まったアプリを上にスワイプとすると強制終了ができます。

ホームボタンがないiPhoneのモデルの場合には、画面の下から上にスワイプすると、使用履歴の画面が表示されます。

フリーズしたときの対処法その2 再起動

対処方法の2番目として、スマートフォン本体の強制終了と再起動が挙げられます。

アプリ単体の強制終了ができないケースもあるかもしれないので、このような場合には、本体の電源を強制的に落としましょう。

もしくは再起動することで改善が可能となるかもしれません。

アプリ単体の強制終了ができない場合には、こちらを試してみると良いでしょう。

アンドロイドスマホの場合

Androidの強制終了と再起動の方法は、電源ボタンの長押しで強制終了ができます。

ホームボタンを10から30秒ほど長押ししましょう。

機種によっては電源を切る操作が異なるケースもあり、電源ボタンと音量調節キーを同時に長押しするなどのケースもあります。

こちらも使っている機種の取扱い説明書で確認します。

iPhoneの場合

iPhoneの強制終了と再起動は、特定のボタンを長押しすることで可能となります。

全機種に共通して言えることは、画面にAppleのロゴが表示されたらボタンから指を離します。

押すボタンは機種により異なり、iPhone8以降の新しいモデルの場合には、音量上げ一回と音量下げ一回、電源ボタンの長押しです。

そのほかにもホームボタンと電源ボタンを同時に長押ししたりするケースもあります。

バッテリーを外してみる

スマホのバッテリー

対処方法の三つ目は、アンドロイド限定の方法ですが、バッテリーを取り外すことです。

アンドロイドの場合には、裏蓋を外してバッテリーを交換できる機種があります。

この機種に該当する場合には、バッテリーを取り出してみましょう。

しかしこの方法で強制的に電源を落とすと、本体に不具合が生じる可能性も考えられます。

これまでの対処方法をやってみたけれども解消されないという場合に限り試すことにし、あくまでも非常手段として考えておくことが大切です。

フリーズしないための予防も大事

このようにさまざまな対処方法があるものの、日ごろからフリーズを予防するためのポイントを押さえておくことも大切です。

キャッシュのお掃除

その一つめにキャッシュなどの定期的な掃除を行いましょう。

アプリは何度も使っていると、一部のデータは残り、メモリを圧迫する原因を作り出します。

特にアンドロイドの場合には注意が必要です。

残ったメモリをきれいにすることで、フリーズ回数を減少させることにつながります。

また不要なアプリはアンインストールしましょう。

インストールしたアプリを見直して、普段から使わないアプリがあれば消すことで、メモリの圧迫を減らすことにつながります。

そのほかにも定期的な再起動や、RAMの容量が大きい機種に変更することなども手段の一つに該当します。

またこのような対策や予防策を講じても改善しないようであれば、本体が故障している可能性もあるので、修理もしくは買い替えなどを検討するようにしましょう。

まとめ

iPhoneやアンドロイドスマホがフリーズしたときの対処方法を紹介しました。

故障でもない限り、フリーズする原因の多くはメモリ不足が理由です。

アプリを立ち上げすぎている、ブラウザでページを開きすぎているなどメモリを使う行為をしないようにするだけでも予防策になります。

日常生活と同じく、スマホ内部もこまめに片付けできるかどうか?がポイントですね。