今のスマホを選んだ理由ランキング

調査会社「MMD研究所」が、キャリアユーザーを対象に今使っているスマートフォン(各メーカーのフラッグシップ機)を選んだ理由を調査した結果を発表しました。 (調査対象:15~59歳の男女500人)そこで、今使っているスマホを選んだ理由をランキング形式でまとめました。また、このデータを元に、キャリアで扱っている主なスマホのフラッグシップモデル
  • iPhone
  • Xperia
  • Galaxy
  • AQUOS
  • arrows
別の理由も紹介していきます。

今使っているスマホを選んだ理由ランキング

1~5位

  1. 34.0% ブランドが好き
  2. 21.0% バッテリー持ち
  3. 19.6% 自分の使い方になった機能・性能
  4. 17.4% 画面の綺麗さ
  5. 16.8% 画面サイズがちょうどいい
1位はブランド。3人に1人がブランドで決めているようです。日本で半数のシェアを獲得しているiPhone、2番目のXperiaで特にこの傾向が強く見られました(詳細はページ下の端末別理由ランキングで)。2位はバッテリー持ちの良さ。最近の各メーカーフラッグシップモデルは3000mAh以上のものも増えてきました。バッテリー持ちは容量だけではありませんが、一番電池を消費するディスプレイのサイズも昔より大きくなっていますし、重要視する人が多い以上今後も省エネや容量アップに頑張って欲しいですね。3位は自分がよく使う機能や性能かどうか。これもiPhoneとXperiaを選ぶ人に多かった項目です。4位は画質、5位は画面サイズと続いています。 

6~10位

  1. 16.0% デザインがいい
  2. 15.6% 操作性がいい
  3. 13.8% 防水・防塵性能が高い
  4. 12.2% 本体サイズがちょうどいい
  5. 12.0% 機能が充実している
6位はスマホのデザイン。ここ最近のスマホは似たり寄ったりな見た目になっていますが、格安スマホには個性的なモデルも登場しています。フラッグシップモデルで冒険的なデザインを採用するのは難しいかもしれませんが、魅力的なデザインの登場に期待したいですね。7位は操作性。これは格安スマホでも指紋認証を搭載するなど水準が上がっていますし、極端に大きな差はなくなっていますね。8位はiPhoneも7から対応し始めた防水・防塵性能。日本メーカー製のものはこの分野に強く、特にarrowsシリーズを選んでいる人はこれを重要視しているようです。9位は本体のサイズ、10位は機能についてでした。 

11位以降

  1. 11.6% カメラ性能がいい
  2. 10.2% 気に入った機能がある
  3. 7.4% 丈夫だから
  4. 6.4% 好きな色だったから
  5. 5.2% 端末価格が安い
  6. 5.0% キャンペーンが良かった
  7. 4.8% 店員に勧められたから
  8. 4.0% 家族や友達が持っていたから
  9. 3.6% 口コミサイトで評判がよかったから
  10. 3.2% CMなどをみて
  11. 2.4% その他
  12. 1.8% 家族友達に勧められたから
  13. 1.4% どれでも良かった
今やデジカメの代わりになったスマホですが、カメラ機能で選ぶ人は10人に1人ほどとなっています。よほど拘りが強くなければ格安スマホでも十分見られる写真が撮れますし、フラッグシップモデルならどれを選んでも満足できるでしょう。ほか、本体カラー、丈夫さ、価格などが選ぶ理由としてランクインしています。最下位ながら「どれでもよかった」と回答した人は1.4%も。どれでもいい、で高いフラッグシップモデルを選ぶんですね。お金持ってますね~。 

端末別、選んだ理由ランキング ベスト3

キャリアが扱う主要メーカーのフラッグシップモデル5機種を選んだ理由について。

iPhone7

  1. 57.0% ブランドが好き
  2. 23.0% 操作性がいい
  3. 14.0% 自分にあった機能・性能

Xperia XZ PREMIUM

  1. 45.0% ブランドが好き
  2. 28.0% 自分にあった機能・性能
  3. 24.0% バッテリー持ち

Galaxy S7

  1. 34.0% 画面がキレイ
  2. 32.0% デザインがいい
  3. 31.0% 画面サイズがちょうどいい

AQUOS R

  1. 28.0% バッテリー持ち
  2. 26.0% ブランドが好き
  3. 26.0% 自分にあった機能・性能

arrows NX

  1. 30.0% 防水・防塵性能が高い
  2. 29.0% ブランドが好き
  3. 28.0% バッテリー持ち
 

まとめ

Galaxy以外はブランドで選ぶ人が多い結果に。特に日本人が大好きなiPhoneはブランド志向が圧倒的です。スマホシェア2位のXperiaもその傾向が強いことがわかりました。総務省が推進する格安スマホの普及も爆発的ではないにしろ着実に拡大していますが、それでもまだ全体の1割程度です。日本でブランド志向の人を振り向かせるのは、かなりハードルが高そうですね。