スマホ端末が普及し今以上に増えることはないと報じられているのを先日見かけました。スマホで生活が豊かになることは間違いないと思いますし良いことなんですが、普及率上昇にともい、歩きスマホによる事故、スマホ依存症などスマホにまつわる弊害も増えてきているそうです。
そしてこの弊害の中で最近注目されているのが「スマホ巻き肩」。
スマホ画面を観るとき、顔は下向き、猫背、そして肩は内側に巻き込むような姿勢になっていませんか?寝ながら操作などじゃなければそういう姿勢になってるはず。この姿勢を長時間、長い期間続けると「スマホ巻き肩」になる危険性が高まります。 この「スマホ巻き肩」、いろんな症状を発症させる可能性があります。 腹部を圧迫することで「食道裂孔ヘルニア」「逆流性食道炎」など消化器系の病気リスクが高くなったり、変な姿勢を続けることで背骨が曲がり、肩こり、頭痛、神経圧迫による手足のしびれなどさまざまな症状や病気につながっていきます。また消化吸収が悪くなり、新陳代謝も悪化することでダイエットにも悪影響がでます。
スマホ依存な人が増えている今、「スマホ巻き肩」になる可能性も比例して増えていきます。依存してるかも?と感じるなら注意が必要です。
スマホ巻き肩チェック方法
【その1】
直立し力を抜いて腕をたらす
↓
- 手の甲が前方向に向いている→「スマホ巻き肩」の可能性大
- 手の甲が横を向いている→「スマホ巻き肩」の可能性小
【その2】
正面を向いて直立し、手を体側面につける
↓
- ひじ頭が外側に向いている→可能性大
- ひじ頭が真後ろに向いている→可能性小
【その3】
鎖骨の下部を押したとき痛みを感じる→可能性大
「スマホ巻き肩」改善のための簡単なストレッチ方法
- 肩甲骨を内側に寄せ脱力、の繰り返し
- 両肩に力をいれ徐々に持ち上げ、脱力すると同時に下げる動作の繰り返し
- 肩を肘の高さ程度まで上がるようにグルグル回す動作の繰り返し
ネットで紹介されていたものの中で特に簡単なものだけピックアップしてみました。ほか、タオルや壁、椅子を利用した方法もたくさんあったので、興味ある方は検索してみてください。
ただスマホを毎日使う以上、思い立ったらやる程度では効果は薄いでしょう。ストレッチも毎日お手軽にできるものでないと続かないはず。まずは上の3つを覚えておくといいんじゃないかと思います。