スマホ電話番号の利用状況について(総務省調べ)

スマホ電話番号の利用状況について(総務省調べ)トップ画像総務省が毎年発表している日本の電話番号使用数について、2015年度分(2015年4月1日~2016年3月31日)が先日発表されました。調査項目は固定電話用、050で始まるIP電話用、携帯用の番号の3つ。結果は以下のとおりです。

スマホ、固定電話、IP電話番号の使用数

2015年2014年2013年
スマホ・PHS1億6603万1億5916万1億5080万
固定電話6335万6452万6552万
IP電話780万724万734万
スマホ含む携帯電話に使われている電話番号数はそのまま日本全国で所有されている台数とイコールです。日本人口よりかなり多いんですねー。1人あたり1.33台ほど所有してる計算になります。そして着実に番号数は増加中。携帯電話に対して、固定電話の電話番号数は徐々に減少しています。携帯で済ませる一人暮らしの人は私の身の回りにもいますしそれなりの数いるんでしょう。また会社でも携帯だけのところもちらほら見かけます。信頼性は低いんですが、人とかかわらない会社なら携帯番号だけで十分ですからね。光回線を契約すれば固定電話もついてくるんですけど、今はWiMAXやWi-Fiルーターでも十分インターネットを楽しめます。日本中に無料Wi-Fiスポットも増えてますし、今後も確実に減少していきそうですね。050から始まるIP電話は、格安SIM業者(MVNO)がそれぞれ専用のIP電話アプリを配信してることが多いですし、スマホ所有者とかぶっていることがほとんどでしょう。データでは2014年に一端減少してますが、2015年度は急に電話番号数が増えています。2016年度は「楽天モバイル」が最初に始めた「5分かけ放題」サービスをきっかけに、各MVNOが後に続いてます。8月からは大手MVNO「IIJmio」「OCNモバイルONE」も追随しこの流れはさらに大きなものになりそうです。そしてそれを利用するにはIP電話アプリが必須。よってさらに急激な増加が見込めますね。

スマホ電話番号の利用状況について(総務省調べ) まとめ

携帯電話の普及とともに固定電話は減少傾向に。そしてMVNOの契約者数が増加するにつれIP電話の利用者数も増加しています。今後もこの傾向が続きそうです。