2018/4/1~30 スマホ売上ランキング iPhoneが過半数を独占

2018年4月の月間スマートフォン・ケータイ売上ランキングデータをまとめました。この週は
  • ソフトバンク勢が好調!
  • トップ30にiPhoneが18機種ランクイン
  • 格安スマホ勢に元気なし
などに注目しつつランキングを見ていきます。

2018年4月1日~4月30日 月間スマホ・携帯売上ランキング

1~10位

  1. iPhone 8 64GB(ソフトバンク)
  2. iPhone 8 64GB(au)
  3. iPhone 8 64GB(ドコモ)
  4. P10 lite(SIMフリー)
  5. iPhone SE 32GB(ワイモバイル)
  6. Xperia XZs 602SO(ソフトバンク)
  7. iPhone 8 Plus 64GB(au)
  8. AQUOS sense SH-01K(ドコモ)
  9. S1(ワイモバイル)
  10. iPhone X 64GB(au)
トップ10はソフトバンク勢が4機種ランクイン。auが3機種、ドコモが2機種、SIMフリーが1機種でした。一時期は鳴りを潜めていたソフトバンク代理店のキャッシュバックなどの特典攻勢がすっかり復調したことが大きいでしょう。auもピタットプランなどが好調で、端末が高くて売れ行きが悪い「iPhoneX」au版が10位にランクインしています。ドコモだけは元気が無いように見えますが、ついにauに対抗したデータ通信量に応じて段階的に料金が上がっていくプランを発表。最初の1GB未満なら2900円とauより安い価格設定にしてきました。これにより今後大きく順位に影響出そうですね。

1位 ソフトバンク「iPhone8 64GB」

新生活が始まった4月のトップはソフトバンク版「iPhone8 64GB」でした。キャンペーン攻勢が強く、キャッシュバック5万超えなんてショップもみられました。5月までは学割キャンペーンも続いていますし、キャッシュバックと学割で二重に得するチャンスはいまだけ。まだスマホを買ってもらっていない学生さんや、子供にスマホを持たせたい親御さんは5月中の契約をおすすめします。高額キャッシュバックで有名なショップ ⇒おとくケータイのiPhone8 64GBのキャッシュバック金額はいくら?真っ赤なモデル「PRODUCT RED」も発表され、まだまだ人気は衰えそうにありません。 

5位 ワイモバイル「iPhoneSE 32GB」

いまや中学生の7割、高校生は9.5割がスマホを持っているとの調査データもでています(MMD研究所調べ)。そして学生に特に人気なのがiPhoneです。このiPhoneを安定した通信環境で安く手に入れられるのがワイモバイル。関連記事 ⇒ワイモバイルがおすすめな4つの理由スマホデビューする人や、子供のスマホ代を節約したい親御さんに最適なブランドです。 

6位 ソフトバンク「Xperia XZs」

ソフトバンクを安く契約できるプランで選べるモデルになり、セールスは好調をキープ。ただし、ソフトバンクスマホを一番売ってると思われる代理店「おとくケータイ.net」で完売してしまったため今後の順位に影響出そうですね。 

8位 ドコモ「AQUOS sense」

2017年6月に始まった低料金プラン「docomo with」対象モデルが8位にランクイン。2018年4月末にこのプランの契約者数が200万件を突破!ますます好調です。上で触れたとおりドコモはさらにau対抗の従量制プランも導入予定。2017年度の利益は前年比数百億マイナスだったようですが、これでauとソフトバンクに負けている現状が変わるかもしれませんね。このままソフトバンクも似たようなプランを導入して、昔のように料金が横一線になってしまうことも?それはそれで消費者側としてはいいことですし期待したいところです。 

11~20位

  1. iPhone 6s 32GB(ワイモバイル)
  2. Xperia XZ1 SOV36(au)
  3. iPhone 8 Plus 64GB(ソフトバンク)
  4. iPhone 7 32GB(ソフトバンク)
  5. らくらくスマートフォン me(ドコモ)
  6. iPhone SE 32GB(UQモバイル)
  7. iPhone 8 256GB(au)
  8. iPhone 8 256GB(ソフトバンク)
  9. Xperia XZ1 701SO(ソフトバンク)
  10. iPhone X 64GB(ソフトバンク)
ソフトバンクが5機種と半数を独占。サブブランドワイモバイルも含めれば過半数です。この時期特に力を入れたようですね。そしてauのサブブランドといってしまってもいいUQモバイルが16位にランクイン。ワイモバイルと同じく、iPhoneを安くゲットするのに最適なブランドです。

14位 ソフトバンク「iPhone7 32GB」

旧モデルとはいえまだまだセールス好調なiPhone7。4月の最上位にはソフトバンク版がランクインしました。ドコモやau版はトップ30圏外なのでソフトバンクの強さが目立ちます。さすがに在庫がないショップも増えていますが、まだ14位にランクインするほど残ってるんですね。ソフトバンクだけ他社より多く発注したのかもしれません。少しでも安くiPhoneを契約したい人はiPhone7がおすすめです。近所のソフトバンクショップに問い合わせてみましょう。 

15位 ドコモ「らくらくスマートフォン me」

シニアやスマホが苦手な人向けに操作しやすくなっているらくらくスマートフォン最新モデルが15位にランクイン。発売されるとトップ10には入りませんが、20位圏内にはランクインしてくる一定の需要がある人気モデルです。正直扱いやすさで選ぶならiPhoneがいいのでは?と思うものの、スマホに慣れてない人からすれば、どことなくガラケーチックな雰囲気のあるこういったモデルに魅力を感じるのかもしれませんね。 

21~30位

  1. Xperia XZ1 SO-01K(ドコモ)
  2. Galaxy Feel SC-04J(ドコモ)
  3. iPhone X 256GB(au)
  4. iPhone X 256GB(ソフトバンク)
  5. iPhone 8 Plus 256GB(au)
  6. iPhone X 64GB(ドコモ)
  7. iPhone 8 Plus 64GB(ドコモ)
  8. AQUOS sense SHV40(au)
  9. iPhone 8 256GB(ドコモ)
  10. かんたんケータイ KYF36(au)
21位台にもiPhoneシリーズが6機種ランクイン。学生人気が高く、学生需要も多い新生活シーズンだけに強さが際立っています。高すぎて売れてないと言われているiPhoneXも3機種ランクイン。10周年記念モデルとしてアップルが気合いを入れた端末でしたが、すでに製造数も減らしていますし年内に販売終了か?なんて声もみかけます。とはいえ高額キャッシュバックがあるショップなら十分安く買えますし、最先端の技術を楽しみたいならiPhoneXが狙い目です。 

まとめ

2018年4月の月間スマートフォン・ケータイ売上ランキングをまとめました。新生活シーズンで、特に学生需要が圧倒的なiPhoneシリーズがトップ30に内18機種を占め圧倒しました。日本での異常人気はまだまだ継続中です。対して総務省が必死に推進する格安スマホ税は4位「P10 lite」の1機種のみ。ほかはキャリアのサブブランド的なものしかランクインしませんでした。なかなか思うようにシェア拡大できていないようですが、今度は「4年縛り」をメインにキャリアをつついています。これについてはぜひ頑張ってもらいたいですね。