スマホカメラの画素数やデュアル・トリプルなどレンズ数の違いで何が変わる?

スマホカメラの画素数・レンズ数の違いの影響

スマホカメラの画素数・レンズ数の違いの影響

新しいスマホを買うときに気にする人も多い、カメラの画素数。

その数値が多ければ多いほどキレイな写真を撮れる可能性が高くなるのはまちがいないでしょう。

ただし、具体的に何がどう変わるのか知っている人は意外と少ないのでは?

そこでスマホカメラの画素数やデュアル・トリプルカメラのようなレンズ数の違いによってどんな違いが出てくるのかを解説していきます。

スマホカメラの画素数やレンズ数で写真の質はどう変わる?

画素数が多くなると得られるメリット

スマホカメラの画素数

写真が鮮明になる

スマホカメラの画素数が変わることは写真の解像度が変わることになるので、同じサイズであればより鮮明に写真が撮ることができることになります。

また、大きなサイズの写真を美しく撮影できるので、細かなところまで美しく再現できるのです。

スマホのカメラはこれまで比較的解像度が低く、アクセサリーの要素が強い物でしたが、近年ではインスタグラム等の影響により写真を様々な場所ですぐに写し、そのままアップするといったことが頻繁に行なわれるようになりました。

そのためインスタグラムの特徴である美しい写真を掲載することに対応するため、よりカメラの性能が高いスマホが好まれるようになり、解像度の高いものが増えてきたのです。

解像度が高い場合にはそれだけ美しい写真を撮ることができるようになります。

インスタグラムだけでなく、ツイッターでも写真の美しさはフォロワーを増やす重要な要素となってくるため、その面でも非常に重要な要素となっているので、最近ではそのようなモデルが好まれる傾向にあるのです。

スマホはもともと電話を中心に様々な機能を持つ端末という位置付けで生まれており、カメラもどちらかというとその他の機能のひとつという位置付けでした。

日本ではその前に携帯電話が非常に普及しており、その機能のひとつに写メールが存在したことで写真を撮影する機能が標準的な物と考えられてきましたが、海外ではそれほど重要な機能ではなかったのです。

しかし、SNSに写真を掲載するのが一般的になり、これを行うためにデジタルカメラで撮ったもののパソコンでのSNSへの掲載が一般的に行われてきました。

これに不便さを感じたことから、携帯端末に写真を撮る機能を持たせ、これをそのままSNSにアップ出来る様にする機能が付加されたのです。

その一方でSNSも様々な進化を遂げ、現在では高解像度の写真の掲載がより多くのフォロワーを獲得するために重要な条件となりました。

そのため、解像度の低い写真は余り好まれない事になっている傾向が強いのです。

動画でも動きが鮮明になる

また、画素数は動画を撮る場合でも非常に重要な意味を持っています。動画は動きの早いものほど細かな解像度が必要になりますが、これが画素数が少ないと非常にぼけたようなものになってしまいます。

動画をSNSに挙げる事も多くなっている現在では、美しいものが好まれるため、これも大きな要因となっているのです。

デュアル・トリプルなどレンズ数が多いと得られるメリット

スマホカメラのレンズ数

さらに最近ではデュアルカメラやトリプルカメラを搭載しているものも増えています。

これは複数の種類のレンズを持っているもので、そのレンズを使い分けることにより様々な撮影を可能にしているものとなっています。

レンズの焦点を機械的に変えられる

一般的な場合はレンズの焦点を合わせるために移動させたり場合によっては交換するなどして焦点を変えるのが主流でしたが、スマホの場合には焦点を変えるには位置を機械的に変えることができず、デジタル的にその距離を変えるのが一般的でした。

しかしこれには限界があり、美しく撮ることができる範囲が限られてしまうのです。

これを補うために複数の焦点の違うレンズを取り付け、対象によって切り替えることできれいなものをえることが出来る機能を持たせているのはデュアルカメラやトリプルカメラの下の大きな機能となっています。

きれいな写真を撮影できる機能を持たせているのがデュアルカメラやトリプルカメラの最も大きな機能となっています。

”ぼかし”など特殊な撮影方法ができる

またさらにデュアルカメラやトリプルカメラの場合は特殊な使い方ができるため、これは美しいものを写す重要なポイントとなっている場合も少なくありません。

1眼レフなどの場合には強く焦点を合わせることができるため、対象のものだけを際立たせて背景を強くぼかすと言う高度な技術を使うことがあります。

これまではこの方法はスマートフォンで行う事は難しかったのですが、デュアルカメラを利用することでこれが可能となっています。

具体的には近距離用のレンズで対象の焦点を合わせ、背景を別のレンズで写し焦点をぼかしたものを合成することで非常に効果的な写真を撮ることができるようになるのです。

このような効果的な写真はSNSに掲載するとより多くの人に喜ばれることになるため、非常に強い機能となることが少なくありません。

まとめ

スマホカメラの画素数やレンズの数の違いでどんな影響があるのか?を紹介しました。

一般的なものとデュアルカメラやトリプルカメラの違いはより様々な種類の画像を写すことができる点にあります。

これに加えて画素数の多い美しい写真の撮影ができるため、より効果的なものを選んで撮影できると言うメリットがあり、現在ではその機能の競争となっている面が少なくありません。

多くの人はスマホを通常のデジカメがわりの使用が多くなっており、さらに様々な機能を持っていることから1台でいろいろなことを行うのが一般的です。

画素数が多くレンズの数も多いことは、美しい写真を撮ることができるとともに、SNSに対して有利な写真の撮影ができる機能を持っていることになるのです。