スマホ・タブレットで身代金を要求するウイルス(ランサムウエア)被害が急増
セキュリティソフト「ウイルスバスター」で有名なトレンドマイクロ社が、同じ手口のウイスル被害が急増していると発表しました。同じ手口とは?スマホやタブレット端末に
何らかの方法でウイルスを侵入させ動かなくする
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「もとに戻してほしかったらお金を払え」と要求
スマホ・タブレット端末を人質にお金を要求するウイルスは「ランサムウエア」と呼ばれています。ランサム=身代金の意味ですね。この手口は去年辺りからパソコンを対象に増えていたようです。ただトレンドマイクロによると、このランサムウエアの検知数が2016年8月に急増、193000件になったと報じています。7月比で1.8倍とのこと。1~6月期間では9倍に膨れ上がってるそうです。スマホやタブレットに対象を広げた成果(?)なのかもしれませんね。今後増え続けていくようだと実際にお金を払ってしまう例も増えそうなのが心配です。ちなみにこの件数、世界の10%強にあたるそうです。で、このウイルスはAndroidOS向けのものだったりします。日本のスマホシェアは「iPhone」が約半分と世界的に見ても圧倒的なので、残り半分で世界の1割以上を占めているってのが日本のネット弱者っぷりを象徴してますね。。。で、ウイルス対策はどうすればいいの?
トレンドマイクロ的にはウチのウイルスソフト使いましょうってことでしょうけど、使いたくない人も多いハズ。対策としては、現状グーグルのサービス「グーグルプレイ」の偽サイトからアプリをダウンロードすると危険らしいので、アプリダウンロードページの入念な確認をしましょう。Android端末持ってないので正確なのかわかりませんが、パソコンで見られるグーグルプレイ公式サイトのURLはこれ↓https://play.google.com/store?hl=jaiPhoneでみるとplay.google.comとなってました。偽サイトのアプリダウンロードページは上のURLと違うものになります。ダウンロード前に一度URLをチェックしてみましょう。 スマホ・タブレットで身代金を要求するウイルス被害が拡大 まとめ
Androidスマホやタブレットを使ってる人は気軽にアプリをダウンロードしないようにしましょう。どうしても必要なら必ずURLをチェックしましょう。ちなみに「iPhone」「iPad」の被害は確認されてないそうです。私は「iPhone」ユーザーなのでちょっとだけ安心しちゃいましたが、こうやって気が緩んでるとウイルスにやられそうですね。。。みなさんもお気をつけください。