先日の朝日新聞によると、レンタルビジネスを営むゲオの中古端末の販売が急増した、と報じていました。格安SIMが認知されてきたことも影響しているようです。
私も先日数年ぶりにゲオ店舗へ行ってみたら、中古スマホ、携帯、タブレットが1コーナー占めていました。安いものだと数千円から買えるので、中古端末を用意してキャリアや格安SIMを契約すればかなりの節約も可能です。
そこで中古スマホを買うときの選び方、注意したいポイントについてまとめてみました。
中古スマホの選び方と注意点
中古スマホを取り扱うお店も増えてきて、実店舗での購入もしやすくなってきました。またネット通販専売ショップも数多くあります。
ただ、中古スマホはお店が買取時にチェックするといっても100%確実ではありません。どこかしら不具合がある可能性もあります。また販売店そのものが悪徳業者の可能性も。ヤフオクなどオークションも出品者次第なので注意が必要です。ではどんなポイントに気をつければいいのでしょうか。
中古ショップを利用するとき気をつけたいポイント 赤ロム
大手だからといって安心してはいけません。スマホの状態は念入りにチェックすると思いますが、一番気をつけたいのは「赤ロム」かどうか。ショップ側でチェックしているか?もし赤ロムだったら無償交換しているか?を見ておきましょう。
⇒赤ロム確認方法
ヤフオクなどオークションサイトを利用するとき
端末の状態はもちろん、出品者の評価を特に注意して確認しましょう。状態がわかりやすい写真などをしっかり掲載しているか、評価が高いか、過去に悪い評価がないか、などをチェックします。
チェックリスト
□出品者の評価は高いか?
□実物の写真があるか?
□キズ、動作確認結果が明記されているか?
□購入したキャリアが明記されているか?
□製造番号の記載はあるか?
□赤ロムチェックしてあるか?
□トラブルが合った場合の保証条件は?
中古スマホ本体のチェックポイント
水没したものでないか?
ジャンク品として売られているものは仕方ないんですが、格安価格の中古スマホは気をつけたいポイント。iPhoneならSIMカードスロット内部にある水没シールが白色なら問題ありません。Android端末はそういった確認方法はないので起動するかどうか、本体カバーを外してチェックする、くらいですね。
付属品があるか?
古いと充電機器やケーブルが違うこともあるので確認しておきましょう。
OSのバージョン
キャリアもののAndoroidスマホの場合、そのキャリアのSIMカードでなければアップデートできないことも。できるだけOSのバージョンが新しい物を選ぶほうがセキュリティ上安全です。
通信規格はLTE対応が吉
端末によって対応している電波が違います。iPhoneや日本製ならまず大丈夫ですが、海外製スマホを選ぶときは特に気をつけましょう。
⇒3大キャリアの通信規格対応表はこちら
おサイフケータイ、ワンセグ
これらの日本独自発達した機能が欲しいなら日本製スマホを選ぶと比較的安心です。
中古スマホの選び方 まとめ
価格とデザインで決める人が多いと思いますが、最低限ピックアップした注意点くらいは確認しておきたいところ。新品でも不具合はあるものですが、中古はもっと可能性が高くなります。あとで面倒なことにならないためにもチェックは忘れずに!