調査データによると、キャリア契約者の月額利用料は平均6300円、格安SIM利用者は平均2000円(音声付き)となっています。
過去記事⇒月額平均利用料比較
単純に通信料を3分の1以下にできる格安SIM。ただイマイチ普及しない理由の一つに設定のわずらわしさがあげられています。
過去記事⇒格安SIMにしたくない理由とは?
そこで格安SIMに乗り換えた時の設定方法をまとめてみました。格安SIMをまだ買ってない方はページ下部にあるランキングをご覧ください。
格安SIMの設定方法
1.SIMカードを端末にセットする
まず、ネットや家電量販店などで購入したSIMカードをスマホなどの端末にセットします。手順は以下のとおりです。
- SIMカード準備 ↓
- 端末の電源OFF ↓
- SIMスロットにセット ↓
- 電源ON ↓
- 「SIMカードが装着されていません」とでなければOK
クレジットカードみたいなカードにICチップ付きの小さなカードが付いてるので取り出します。(写真はnanoSIM)
カード差込口は、iPhoneなら側面に、Android端末は本体パネルを外した内部にSIMスロットがあるものも。セットするとき、カードの向きには気をつけましょう。無理やり差し込むと壊してしまうこともあります。
SIMカードにはサイズが3種類ありますが、購入前に確認済みのはず。もし違うならSIM変換アダプタ(200円程度で買えます)で対応可能。ただ小さくはできないのでそこを間違ったら交換するしかありません。交換には余分な手数料がとられることもあるので要注意!
「SIMカードが装着されていません」と表示されたら? きちんとセットできていないかもしれませんのでもう一度セットし直しましょう。また、SIMロック解除してないキャリア端末にそのキャリアと違う回線の格安SIMをセットすると認識してくれません。解除前の場合、ドコモならドコモ回線を使っているものを、auならau回線を使っているものを選ベばOK。ソフトバンクは今のところそのまま使える格安SIMがありません。 ※MVNO公式サイトにて対応端末かどうかのチェックも忘れずに!
2.データ通信の事前設定「APN設定」を実施
音声対応のSIMカードをセットすれば通話はできるようになります。だたネット接続はできません。そこでAPN(アクセスポイントネーム)の設定を行います。端末によっては最初から登録されてることもあるので「設定」画面内で選択するだけでOK。
APNとは? どこのサーバーに接続するのか?を指定するもの。キャリア購入端末やMVNOのセット端末など最初から設定されてるものもありますが、未設定の格安SIMは提供している会社(MVNO)のサーバーに接続するよう設定してあげなければいけません。
iPhoneの場合
「設定」→「一般」→「プロファイル」内に一覧表示されます
Android端末の場合
「設定」→「その他設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」内にあり ここにない場合、「APN構成プロファイル」をWi-Fi環境でネット接続し自分で拾ってこなければいけません。購入した格安SIMの説明書にダウンロード先URLがあるはずなのでダウンロードして登録すれば設定完了です。格安な料金を思う存分満喫して下さい!
主要MVNOの格安SIM APN構成プロファイルダウンロード先一覧
各MVNOのアプリからもダウンロード可能。ほか各MVNO公式サイトの設定ページ内リンクからダウンロードしましょう。ここにない場合、「MVNO名+構成プロファイル」で検索すればでてくるはず。