スマホ利用に関する消費者相談件数が9万件以上に

消費者庁が発表した「平成27年消費者白書」によると、全国の消費者相談センターに問い合わせられた、スマホ利用に関するものが9万件を突破したとのこと。【発表されている資料】スマホ利用に関する消費者相談件数が9万件以上にグラフには2014年度までしかありませんが、2015年度は90893件とさらに増加しています。青色がスマホそのものに関する相談件数、ピンク色はスマホ関連サービス(ネットなど)の相談件数を表していて、スマホ利用者増加に伴ってピンク色が急増しているのがわかります。特に「アダルトサイト」「出会い系サイト」利用による相談は過去最多らしいですよ。困ったものです(笑)。スマホ利用相談件数2中学、高校生男子がスマホ持ったら100%閲覧するはず(偏見)。で、架空請求メール見てビックリ!消費者センターへ相談、な流れでしょうか。これも青春ですねー。相談内容は、
「有料だという認識がないままアダルト情報サイトを見ていたところ、突然、料金の請求画面が表示された。支払わなければならないか」「歌手の動画を見ようと、動画サイトをタップしたつもりが、表示された18歳以上かを確認する年齢確認ボタンをタップしてしまった。すると、突然、アダルト情報サイトの会員登録完了の画面が表示された」
といった内容が約7割。上の理由は正直でいいですね。下の「歌手の動画をどうこう・・・」は隠そうとしなくてもいいのよ?と突っ込みたくなる(笑)。そもそも年齢確認がでるページが健全なサイトじゃないのはわかりきってるんです。正直に吐いて楽になろうよ。あと、請求されて払ってしまった人の相談もあるんだそうです。ボタンクリックだけで連絡先情報吸い取られてしまうんですねー。怖い。年齢確認するようなページには気をつけましょう。ちなみに相談件数の男女比は男性7割、女性3割程度のようです。女性も結構多いんですね。ほか、SNSやスマホゲームの課金についての相談も多いみたいです。特に「子供が課金しまくって電話代が高額になった」というものが多いんだそうです。こういう事例をみると、安易にスマホは持たせたくないですね。 今はスマホ全盛の時代。あらゆるものがスマホとつながってますし、この先さらに相談件数が増えていきそう。そして、エロ本をベッド下に隠してたらオカンに見つかる、なんてベタな展開はこの先なくなっていくのかもしれませんね。また1つ文化が失われた気がします。