2017/7/31~8/6 スマホ売上ランキング 格安・低料金スマホが好調!

2017年7月31日~8月6日までの一週間におけるスマートフォン・ケータイ端末売り上げランキングについてまとめました。この週は、
  • ファーウェイ製SIMフリースマホ
  • docomo with対象端末
  • ワイモバイル、UQモバイルなどサブブランド
に注目しつつランキングを紹介していきます。

2017年7月31日~8月6日 週間スマホ・携帯売上ランキング

1~10位

  1. iPhone 7 128GB(au)
  2. iPhone 7 128GB(ソフトバンク)
  3. P10 lite(SIMフリー)
  4. iPhone 7 32GB(ソフトバンク)
  5. iPhone 7 128GB(ドコモ)
  6. iPhone 7 32GB(au)
  7. S2(ワイモバイル)
  8. Galaxy Feel SC-04J(ドコモ)
  9. P9 lite(SIMフリー)
  10. arrows Be F-05J(ドコモ)
トップは前週と変わらずauのiPhone7。2位にソフトバンク版と続いています。 3位と9位にも前週と同じくファーウェイのSIMフリースマホ「P10 lite」「P9 lite」がランクイン。「P10 lite」は頻繁に端末値引きキャンペーンをやっているMVNO「楽天モバイル」ですら割引していませんが売れ行き絶好調です。対して旧モデル「P9 lite」は1万円台前半から購入可能でお手頃感がさらにアップ。本当に「格安」な格安スマホとしてはトップクラスに魅力的な端末です。小中学生の子供に持たせるスマホとしても価格、スペックともにマッチしているスマートフォンと言えます。まだまだ売れそうですね。 8位、10位はドコモの低価格プラン「docomo with」対象端末がランクイン。安定して10位前後をキープしています。ドコモの売上ランキングでは1位「iPhone7 128GB」に続き、2位・3位が「docomo with」対象端末となっています。秋には新モデル追加の話もでていますし、Galaxy、arrowsの次はAQUOS?それともXperia?このあたりが発売されたらさらに人気がでそうです。前に発売された1000円以下の低価格オリジナルモデル「MONO」もそこまで売れていた印象はありませんし、オリジナルよりメジャーな機種をラインナップに追加して欲しいですね。 

11~20位

  1. iPhone SE 32GB(ワイモバイル)
  2. AQUOS L2(UQモバイル)
  3. Xperia XZs SOV35(au)
  4. Xperia XZ Premium SO-04J(ドコモ)
  5. Xperia X Compact SO-02J(ドコモ)
  6. S1(ワイモバイル)
  7. iPhone 7 32GB(ドコモ)
  8. Xperia XZs SO-03J(ドコモ)
  9. かんたんケータイ KYF32(au)
  10. Xperia XZ 601SO(ソフトバンク)
11位、16位にワイモバイル機種が2モデルランクイン。ここ数週は「docomo with」対象モデルやP10 lite人気に押され気味ですが、根強く売れています。MVNO最大手「IIJmio」社長さんもサブブランド人気の影響を受けていると回答していましたが、そういった格安SIM業者にとって目の上のたんこぶといった存在でしょう。ただ消費者としてはありがたく利用するのみ、ですね。 12位にはau系ブランドのMVNO「UQモバイル」機種「AQUOS L2」がランクイン。こちらも親会社のサポートもありMVNO他社ができないようなCM展開や独自仕様モデルの販売をすることで好調さをキープしています。低価格で通信環境の快適さも十分なので、安かろう悪かろうではありません。ワイモバイル同様、他社MVNOにとってやっかいな存在ですね。 

21~30位

  1. PB商品(BLU)
  2. iPhone 7 Plus 128GB(ソフトバンク)
  3. Galaxy S8 SCV36(au)
  4. AQUOS R SHV39(au)
  5. GRATINA 4G(au)
  6. iPhone 7 Plus 128GB(au)
  7. iPhone SE 32GB(UQモバイル)
  8. P-smart ケータイ P-01J(ドコモ)
  9. ZenFone 3 32GB(SIMフリー)
  10. AQUOS R SH-03J(ドコモ)
前週10位にランクインしたBLUのSIMフリースマホが21位にランクダウン。※注 商品名は記載されていなかったため画像のBLU製品と違う可能性もあります内部ソフトウェアが勝手に中国へデータ送信してるとかしてないとかで、一時Amazonで販売停止されるなどトラブルもありました。最低限のスペックですが、1万円以下のモデルを用意するなど安さを求めるユーザーにとってはありがたい機種。問題があったなら改善して普通に発売してもらいたいですね。 28位にはドコモの折りたたみケータイ「P-smart ケータイ」が前週41位から大幅にランクアップしてきました。とくにキャンペーン情報等見当たらず、謎のランクアップです。2016年末に発売された新しい機種ながら8月初めに修理受付終了するなど先行き不安ですが、5月にはテザリングにも対応し利便性は向上しています。まだまだ折りたたみケータイの需要は根強いですね。 29位には前週36位から7つランクアップしてきたSIMフリースマホ「ZenFone3 32GB」。以前はトップ30位常連でしたが、ここ数週はランク圏外となっていました。今回久しぶりに返り咲いた格好です。 

まとめ

スマートフォン・ケータイ売上ランキングベスト30を紹介しました。iPhone7の強さは変わらず。iPhone7相当のスペックを持つ4インチサイズの「iPhone SE」が出る、という噂も出ていますし、9月発売と言われる「iPhone8」情報も続々と出てきています(⇒iPhone8最新情報まとめ)。それら新機種が出るまでは、大きなキャンペーンでもなければ1位をキープし続けることは間違いないでしょうね。そして「docomo with」が依然好調です。最初だけだと思っていたんですが、順位を落とすこと無く10位前後をキープし続けています。auも対抗プランを追加し契約数好調と発表していますが、ランキングを見る限り「docomo with」機種への影響は見られません。この2社に対し、3大キャリアの一角ソフトバンクは対抗策を打ち出す予定はないようです。まあグループ会社の格安スマホブランド「ワイモバイル」がありますからね。ただ、今のままではソフトバンクが一人負けになる可能性も。極端に差が広がれば動かざるを得ないので、今後の動きに注目です。