スマホの寿命を延ばすには、バッテリーの特性を十分に理解した使い方が大切です。
ここではその方法について解説していきます。
スマホ寿命を延ばしてスマホ代を節約しよう!
バッテリーを長持ちさせよう!
充電回数を少なくする
スマホのバッテリーのほとんどはリチウムイオン電池を使用しており、充放電を繰り返すことで一定の回数を超えると劣化する性質があるため、できるだけ充電の回数を抑えることが大事です。
この一定の充電回数を超えるとバッテリーが長持ちしなくなり、使用中に急激に電池の残量が減ることになるので、できるだけ充電回数を減らすような充電方法を行うことが必要となります。
バッテリーを完全にゼロにしない
充電回数を減らすためには、100%まで充電をしたら基本的に電池残量がゼロになるまで使い切るようにするのが必要です。
完全にゼロになってしまうと極端にバッテリーに負荷がかかることになるのですが、その直前まで使用する事により、その回数を減らすことができるので基本的にこの方法をとることが良いものとなっています。
リチウムイオンバッテリーに熱を持たせない
またリチウムイオン電池の特徴として、高熱になると内部の電解質がその熱により気化し、充電ができる容量が減ってしまうため電池の劣化を早めてしまうことにつながります。
できるだけ本体に熱を与えないようにする事が必要で、暖かいところに放置したり、熱を加えるような使い方は避けるのが大切です。
充電しながら使わない
最も熱を与えてしまう使い方として、充電しながら使う方法があります。
充電をしながらスマホを使用すると、充電の際の熱に加えてCPUが作動するための熱がさらに加わるため、バッテリーにかかる負荷が非常に大きくなるのです。
このような使い方をすると電解質の気化が非常に頻繁になり、場合によってはバッテリー自体が膨張してしまうというトラブルを招いてしまうことになるため注意をしなければなりません。
バッテリーの劣化に注意をするほかにも、スマホの寿命を延ばすために注意をしなければいけないことがあります。
スマホ本体に衝撃を与えない
これはスマホに衝撃を加えないようにするのが大切です。
内部には非常に精密な基板やコネクタ類などが収容されていますが、これがハンダ付けされているため衝撃でそのハンダがはがれてしまったり、接触不良を起こしてしまうこともあるのです。
基本的にハンダがはがれてしまうと接続ができなくなるため様々な動作不良を起こすことになります。
完全に動作をしなくなってしまうことも多いのですが、場合によっては動作が不安定となり、またバッテリーに大きな負荷をかけてしまう現象に至ることもあるため注意をしなければなりません。
バッテリーに大きな負荷をかける状態になると、単にバッテリーの持ちが悪くなるばかりでなく、様々なチップに過大な負荷がかかり、そのチップ自体が劣化してしまうこともあるので注意が必要です。
ディスプレイが割れたらすぐに修理する
衝撃を与えてしまった場合、表面のガラスや液晶が割れてしまう場合もあります。
この場合にまだ使用できるからと使い続ける事は絶対に行ってはいけません。
素子の接触不良を発生させてしまうことも多く、様々なトラブルを発生することになるので、画面が割れてしまった場合には早急に使用をやめ、修理を行うことが必要です。
このようなトラブルを防ぐためには基本的にケースに入れ、できるだけ衝撃を吸収するようにして大事に取り扱うことが必要となります。
また大きな力を加えたり、その操作にも注意しなければなりません。
スマホ寿命を延ばすポイント
一番は要因「バッテリー劣化」をさせない
基本的にスマホの寿命を左右するのはバッテリーの劣化です。
リチウムイオン電池は非常に便利なものであり、小型で大きな電力を発生する上、充電の時間を短くできるため多くの場面で利用されていますが、特性として内部の電解質が熱により気化しやすいため、極力熱を加えないように使うことが大切です。
自動車の車内に放置したり、充電をしながら利用するのは熱を発生する原因となるので注意が必要になります。
寿命を延ばすためのポイントとして、充電のサイクルを十分に意識するためには、最近では様々な方法があります。
バッテリー管理アプリも有効
端末の種類によってはバッテリー管理のアプリが搭載されているものもあるので、これを利用して充電の回数などをチェックしておくことができるため、効果的に利用すると良いものです。
またこのアプリを利用することにより充電サイクルを確認する機能もあるので、充電を使用時間や使用電力をチェックできるため、電池の寿命を知るのに良い方法となっているのです。
長時間のゲームは避ける
とくに注意をしたいのはゲームなどを行っている場合、長時間連続して様々な機能を使用するため本体が熱くなってしまうことです。
ゲームの場合には様々な機能が同時に使用されるため、本体が熱くなりがちなので、これがバッテリーに悪影響を与えます。
本体が熱くなってきたと思ったら、ゲームなどで使用するのをやめ休ませることが高い効果を生み出します。
バッテリーが発熱する要因を取り除き快適に使用できる状態を継続するためには、充電回数を減らすこととできるだけに熱を与えないように気をつける事が、寿命を延ばすための基本だと考えておくと良いものです。
まとめ
スマホの寿命を長く保つために気を付けたいことをまとめました。
なにはともあれバッテリー劣化を少しでも抑えること、これが一番のポイントです。
落下や水没などでの故障はどうしようもないことなのであきらめるしかありませんが、バッテリー劣化だけは自分で防げますからね。
現行スマホで採用されているリチウムイオン電池は熱に弱いんだ、ということを意識して、充電回数やタイミング、アプリの使い方などに注意していきましょう。
iPhoneのような大量に売れているスマホなら、アマゾンなどで安くバッテリーが売ってるのでまだいいのですが、アンドロイド端末は割高です。
今後は端末代も高くなっていくようですし、スマホを大切に扱っていきたいですね。