格安SIMアワード2016から選ぶおすすめ格安SIMサービス

格安SIMアワード2016から選ぶおすすめ格安SIMサービストップ画像スマホ回線などのスピード測定を実施している「株式会社イード」が、格安SIM満足度の調査結果を発表しました。調査対象は「RBB SPEED TEST」アプリやWEBサービスの格安SIM利用者1244人、プリペイドSIM利用者309人の回答によります。結果は以下のとおりです。

格安SIMアワード2016の満足度調査結果

各部門を総合して満足度が高かった格安SIM業者

  • 最優秀 IIJmio(docomo回線)
  • 最優秀 FREETEL(docomo回線)
  • 優秀 イオンモバイル(docomo回線)
老舗で系列のMVNOも含めれば業界シェアトップクラスの 「IIJmio」が順当に最優秀に選ばれました。速度が遅い、ピーク時間帯(お昼頃)に繋がりにくいといわれる格安SIMのなかで比較的速度が安定していることも選ばれた要因でしょう。優秀に選ばれた「イオンモバイル」も「IIJmio」系のサービスなので似たようなものです。そして2016年に入って成長著しい「FREETEL」。最近は海外進出を進めるなど積極的に事業拡大に打って出ています。また他社で好評だったサービスもどんどん取り入れる柔軟な姿勢も高評価につながっているんでしょう。

通信速度の満足度が高い格安SIM業者

  • 最優秀 UQ mobile(au回線)
  • 優秀 FREETEL SIM(docomo回線)
au(KDDI)系列のMVNO「UQ mobile」が最優秀に。MVNO初の「iPhone(5s)」を発売するなど新サービスにも積極的です。au傘下のためau回線を利用したサービスですが、それだけに回線速度の安定性では他社を上回っています。また、ソフトバンク系列で今絶好調の「ワイモバイル」に対抗したサービス展開が目立ちます。優秀に選ばれたのは「FREETEL」。ただ通信速度調査アプリで計測した時だけ特別な処理をしている、という噂もあります。専用ソフト以外で計測した結果を発表している多くのブログではそれほど速くないためこの部門に関しては疑問が浮かびます。

コスパの高い格安SIM業者

  • 最優秀 FREETEL SIM(docomo回線)
  • 優秀 0 SIM(docomo回線)
コスパ部門では業界初の無料で使える格安SIMを提供しているSo-net「0 SIM」が最優秀嘉渡思ったんですが、通信環境などのマイナスが大きかったのか最優秀にはならず。対して299円~のプランが選べる「FREETEL」が最優秀に選ばれました。

会社イメージの高い格安SIM業者

  • 最優秀 IIJmio(docomo回線)
  • 優秀 BIC SIM(docomo回線)
イメージ部門は順当に老舗の「IIJmio」がトップになっています。優秀に選ばれたビックカメラによるサービス「BIC SIM」も同じ「IIJMio」系列なので質はほぼ同じ。契約するならどちらでもいいでしょう。

サポートが充実している格安SIM業者

  • 最優秀 mineo(docomo/au回線)
  • 優秀 DMM mobile(docomo回線)
サポート部門では業者側がいいたくないようなことでも積極的に回答してくれるコミュニティサイト「マイネ王」有する「mineo」がトップに。続いてプランの充実している「DMM mobile」が選ばれています。

プリペイドSIMの満足度が高い格安SIM業者

  • 最優秀 IIJmio プリペイドパック(docomo回線)
  • 優秀 OCNモバイルONE プリペイドパック(docomo回線)
プリペイドSIMを販売しているところはそれほど多くありませんが、大手の「IIJmio」と「OCNモバイルONE」のサービスが選ばれています。 

格安SIMアワード2016発表 総合満足度最優秀は「IIJmio」「FREETEL」の2社に まとめ

最優秀には順当に大手格安SIM業者の「IIJmio」が選ばれました。同率の「FREETEL」は速度部門が微妙なのでワンランク下がる感じでしょう。ただほとんどがdocomo回線のものなので、au回線が良ければ「UQ mobile」か「mineo」からとなります。この2つであれば他の会社と比較しても問題ないところ。ソフトバンク回線は最近登場したばかりのローカルなサービス「Hitスマホ」1社のみ。これはSIMロック解除必須で料金もそれほど安くないためあまりお薦めできません。現実的にはここで選ばれた格安SIM業者にしておけば問題無いでしょう。